メダカを初めて飼われる場合、一日の餌の回数や1回あたりの量が分からずに与えすぎて死んでしまったなんてことはよく耳にする話です。
メダカも人間と同じで一度に食べれる量には限界があります。
1日の餌の回数や1回あたりの量を把握してメダカを健康に育てましょう。
もくじ
メダカの一日の餌の回数は何回?
結論から申しますと、【時期や飼育環境によって変わります】です!
結論それかい(ズッコケ)と思われた方もこの先を読んでください。
屋外飼育の場合
まずは屋外飼育の場合、時期によって水温は変わりますよね。
屋外飼育の場合は、水温を目安に餌の回数を決めると覚えてください。
屋外飼育ですと冬の水温は冷たく、夏は水温が上がります。
メダカは水温が15℃を下回ると活性が落ち、餌食いが悪くなり、10℃を下回ると底の方でじっとし餌を食べることが少なくなります。
ですので、これらを踏まえて
【水温15℃以上の場合は、1日2回+α】
【水温10℃から15℃の場合は、1日1回~2回】
【水温10℃以下の場合は、0回~1回】
と覚えておきましょう!
屋内飼育の場合
逆に屋内での飼育の場合、飼育水温はある程度一定かもしれません。
室内で飼育している場合は、部屋の温度≒水温と考えていただいて問題ないです。
水量が少なければ、水温は室温の変化に敏感で、水量が多ければ室温にじんわり近づくイメージです。
飼育水槽を置いている部屋の室温で判断しましょう!
【水温15℃以上の場合は、1日2回+α】
【水温10℃から15℃の場合は、1日1回~2回】
【水温10℃以下の場合は、0回~1回】
再度、上記参考にしてください。
室内の場合は、朝晩の2回がおすすめです!
ですが、食べ残しなどは水質を悪化させてしまうので与える量にも注意しましょう!
1回あたりの餌の量は?
こちらも結論から申しますと3分から5分で食べきれる量を与えるようにしてください!
簡単に言うけど3分から5分で食べれる量なんてわからない!という声も聞こえてきそうです。
うちでは若魚(1センチ弱から1.5センチ)25匹程度に対して1回あたり耳かき1杯分程度与えており、早く食べ終わるようならもう半分程度与えるようにしています。
成魚の場合は、5匹に対して耳かき1杯程度の量を与えて、こちらも早く食べ終わるようなら追加で与えるようにしています。
こんな感じです。
食べ残しは、網目の細かい網ですくうほうが良いです。
理由は、水を汚してしまうため。特に夏場は腐敗が早く進むのでできる限り取り除きましょう。
まとめ
・メダカの1日の餌の回数や量は水温やメダカの体調で変わる
・水温15℃以上の場合は1日2回程度
・水温が10℃以下になると活性が落ちるため餌の回数は0~1回
・餌の量は3分~5分程度で食べきれる量
・食べ残しは水質悪化に繋がるので網目の細かい網で回収