ミジンコの培養に日光は必要?日光ありと日光なしで増え方の違いを検証

メダカ

今回はミジンコの培養を行いますが、日光のありなしで増え方が変わるのか検証していきます。

うちにはミジンコの容器が4つありますが、それぞれミジンコの増え方が違うように感じています。

「こっちの容器はめっちゃ増えるなぁ」

「こっちの容器は増えるスピード遅くねえか?」

と何度も感じていました。ww

日光の当たり方で増え方変わるんじゃね?

ってことで実験します。

もくじ

ミジンコの培養に日光は必要?日光ありと日光なしで増え方の違いを検証

実験方法は、こちらの通りです。

・容器を2つ用意(同じ色で同じ大きさ)
・餌はどちらも生クロレラ(ちょっと濃いめで作ります。)
・1つの容器は日光アリ(ベランダが西向きなので13時ごろから日が当たる)、もう一つは日光遮断
・同じくらいの大きさのタマミジンコを各容器に5匹投入
・エアレーションはどちらも同程度
・3日に1回クロレラ水を同量いれます。(時間帯は夕方薄暗くなったころ)
・上記の条件で1週間程度放置

日光を遮断するほうは一切開封せず(クロレラ水を入れるときのみ開ける)1週間放置します。

日光ありの方は毎日観察しましょう!

実験開始日は10月30日のお昼からです。

さぁ、それではやっていきます!

結論から知りたい方は、目次の中間報告からお読みください!

準備

今回使う道具はこちらです。

使用する道具

・ミジンコ培養の100均で購入したボックス2つ
・日光を遮断するための同じサイズのボックス1つ
・メダカの飼育水(ミジンコ培養の水は飼育水(黒い容器)を使います。)
・濃縮生クロレラ(ミジンコの餌)
・エアレーションのブクブク(同じサイズ)2つ

さっそく仕込んでいきましょう!

グリーンウォーター

メダカの飼育水を2つの容器に分けて、同じ濃さになるようにグリーンウォーターを作ります。

色はこんな感じ。

ミジンコ培養容器

エアレーションは極弱めで水面付近でブクブクさせます。ブクブクがあまり強すぎると水流でミジンコが弱るみたいです。

セットも完了したのでミジンコをそれぞれ5匹、そこそこ大きいサイズを投入しました!

それでは明日から1週間観察していきましょう!

1日目

ミジンコ培養1日目

目に見えての変化はなし。この日の天気は晴れていました。日差しも照って温かく気温はお昼間で21℃ほど。

5匹の投入なので姿も見えませんでした。

水温17℃(昼計測)

2日目

ミジンコ培養2日目

11月1日。本日の天気は雨模様。

水温16℃(昼計測)

特に変化はなく、ミジンコの姿は見えません。グリーンウォーターが少し薄くなりました。

ミジンコが増えてきたら、ウヨウヨと動くものが見えるはず……..

3日目

ミジンコ培養3日目

11月2日。この日は晴れ。気温も最高21℃まではあがるそう。

グリーンウォーターが少し薄くなりました。

ミジンコの姿も1匹だけ確認。

水温は12時30分ごろで、17℃。

つぎ足しのグリーンウォーター

各容器にグリーンウォーターを1杯ずつ追加。これがミジンコの餌となります。

4日目

11月3日。

日光の当たっている容器と当たっていない容器どちらも目に見えた変化はありません。

というかミジンコの確認もできないくらいです。

5日目

11月4日。

本日は観察できませんでした。

6日目

11月5日。晴れ。

グリーンウォーターがかなり薄くなってきたので、追加していきます。

これを日光当たっている容器、遮断している容器に投入していきます。

あとは、数日ほったらかしにしてみましょう。

11日目

11月10日。晴れ。

日光の当たっている容器は、ミジンコ増えてきました。

12日目

11月11日。天気は晴れ。最高気温は20℃。まだまだ温かいですね。

ミジンコですが、日光が当たっている方は幼生がかなり増えてきました。ざっと100匹以上はおります!

大きいのも目視で確認できます!

日光を遮断している容器はミジンコを確認できません。死んじゃったか(^^;)

中間報告

ミジンコの培養に日光は必要か必要でないのかの結論は、日光は必要!という結果です。日光を遮断している方はミジンコの姿が確認できませんでした。

今回行った培養の条件
・ミジンコの種類はタマミジンコ
・屋外での培養
・水温は朝13℃~14℃、昼すぎは17℃~18℃
・日光の当たる時間は4時間程度(その時間以外も日が落ちるまでは明るい)
・時期は10月末検証スタート
・日光を遮断したほうは、ミジンコの姿を確認できない

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